小学生のためのお金の教育の仕方
あなたのご家庭では、お子様向けのお小遣い教育は続いていますか?
お小遣い教育が形骸化している場合は、学年が上がる時に
改めてルールを決めましょう。
基本ルールは、
仕事に対してお金を渡す、
貯金箱は「貯める貯金箱」と「使う貯金箱」にわける、
がおすすめです。
仕事と家事を分け、家事は家族みんなで協力しあうもの、
仕事は「お仕事ノート」に書いたミッションをやること、
とするとメリハリがつきます。
「家事にお金を渡したくない」という方は、この線引きは重要です。
仕事とお金のルールを作ると
仕事をしなければ、漫画も買えない、映画も観られない、旅行でおみやげも買えないので、子供は真剣に取り組みます。サボったら自分のやりたいことができないので、子供は経験で学びます。親は特に叱る必要はありません。
「お金足りないのか。残念だね。しょうがないね。」
とだけいっていれば、子供は勝手に学びます。
「お金を得るためには仕事をするしかない」と。
仕事の習慣がついてきた子には、子供が欲しいものだけでなく、必要なものも自分で買うように促していきましょう。
学校で使う鉛筆やノートも自分で稼いだお小遣いから買うようにして問題ありません。
私たち人間は大人になったら収入の多くを必要なものに使います。
必要なものを買うお金をやりくりすることで投資のお金を確保したり、
自分の好きなことに使えるお金を残すことができます。
子供にも必要なものをうまくやりくりする経験をさせてみましょう。
そして貯金の習慣、お金のやりくりの習慣がついてきたら、
「寄付」の概念も教えましょう。
寄付とは人のためにお金を使うことです。
ウクライナの方々のために募金をするのでも良いですし、
人にプレゼントを買うのも寄付の一種としてよいでしょう。
学年が上がる時期こそ
「〇〇ちゃんも、◯年生になるからルールをレベルアップしよう」
という提案ができる時期です。
ぜひ、お子様に金融教育を続けてください。
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株式会社ZN 代表取締役
お金の教育プランナー
遠藤功二
日本FP協会認定 CFP®︎
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
MBA(経営学修士)
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