朝活をするとしたら、あなたは何を学びますか
こんにちは。
金融教育サービスFP君の遠藤です。子育て世代の方のためにお金のコラムをお届けしています。
7月8月となると子育て中の方々は、お子様が夏休み中のことと思います。
夏休みといえば、夏期講習や宿題に追われているお子様も多いと思います。
そのような時ほど、あなたもお子様に負けず何か学びをスタートしてみてはいかがでしょうか。
勉強は朝一にする
勉強は1日の中では朝一にやることがお勧めです。
朝活ということです。
実はこの考え方は、貯蓄をする上で基本になる考え方と似ています。
貯蓄のために必要な式は以下のとおりです。
収入−貯蓄金額=支出して良い金額
「未来のために必要である貯蓄のためのお金は、先に引いてしまおう」という考え方です。「余ったら貯蓄しよう」という考えではお金は貯まりません。日本は物やサービスが溢れているので、お金を使うことには困らないからです。
貯蓄は今のためではなく、未来のための行動です。
学びも今のためというよりは、未来のための投資です。自己投資の時間と言い換えられます。
未来のために必要である勉強時間は先に確保してしまおう、という考え方は合理的です。
「余った時間で勉強しよう」と考えても、時間が余ることなんてありますか?
余った時間で勉強しよう、と考える人は、大抵暇つぶしで時間を潰してしまうものです。
私自身そのような経験をした覚えがあります。
何を学びますか
もし朝活をするとしたらあなたは何を学びますか。
私は、子供たちを見習って朝一に英語の勉強や読書をするようにしています。今だけに時間を使うのではなく、未来のために少し時間を確保するという感覚です。
今後日本にはもっと外国人が増えるでしょうから、FPも英語を学ぶ必要があると思っています。また、私は自分の会社を大きくしたいと思っているので、経営の書籍を読んだりしています。
もちろん、日中は仕事に追われているので、「朝から勉強してる暇なんてない」という気分の時もあります。しかし、子供たちの手本になるために、自己投資をしているというわけです。
コツコツ継続することで未来に実りが得られることは、自明のことです。
コツコツ貯めたお金はどうしてますか?
収入−貯蓄金額=支出して良い金額
この公式を実践している方は、貯蓄が貯まっていくはずです。しかし日本は超低金利なのでお金は増えません。お金を増やすためには、投資が必要です。貯蓄を公式通りに実践できている方は、増やすこともしないともったいないです。
ライフプランを作りましょう
「朝活、すなわち自己投資の時間に何をするか」
「貯めているお金をどうやって増やしていくか」
これを決定するためにはライフプランを作成することが大切です。
闇雲に勉強しても実りは得られません。実際、私は大学生の時に取得したシステムアドミニストレーターの資格を1度も使ったことがありません。
お金を増やすためにはリスクを取らないといけません。しかしお金を貯める目的が定まっていないと、適切なリスクを決めることができません。
計画を立て、目的を定めないと、折角のお金と時間の投資が的外れになってしまう可能性があるということです。
ライフプランを作成することで、未来の設計図が描ければ、お金の大切さだけでなく、時間の大切さも見えてきます。
お金の使い方には、消費、投資、浪費の3種類があります。
これは時間にも同じことがいえます。
目標を決め、お金と時間をどう上手く割けるかが、理想の未来を築くたまのカギとなります。