自己啓発本|読んで効果が出る人、出ない人

お金をドブに捨てているのと同じ!?

私は自己啓発本にかなりお金を使います。

通常、自己啓発本は、お金の使い方の中でも「投資」に分類されます。

しかし、せっかく買った自己啓発本ですが、その内容を忘れてしまい、

本の費用が全て「浪費」になってしまったという経験をお持ちの方も少なくないのではないでしょうか。

 

浪費のことは無駄遣い、もっと酷く言うと「お金をドブに捨てている」と表現します。

 

このコラムでは、自己啓発本にかけたお金をドブから救い出す誰でもできるシンプルな方法をお伝えします。

MBA、講座、書籍、全て浪費になり得る

申し遅れました。少しだけ自己紹介をさせてください。

私は、教育事業を専門とする法人、株式会社ZNの代表取締役をしております遠藤と申します。

FPの最高峰資格とMBAを保有し、元々三菱UFJ証券という証券会社で働き、その後オーストラリア・ニュージーランド銀行という外資系銀行で働いていました。

その後、金融機関を辞め、会社を設立し金融教育のカリキュラムを開発したり、講座やコンサルティングを行う仕事をしています。

 

私は、これまで、自己啓発に多額のお金をかけてきました。

そして今もかけています。

 

過去の自己啓発で中でも高額だったのが、MBAです。

 

国内のMBAだったのですが、300万円弱のお金がかかりました。

 

その他、マーケティングの講座などにも数十万円のお金をかけてきました。

 

偉人の本を読むのが好きで「7つの習慣」や「人を動かす」などの書籍をはじめ、書籍にも相当お金をかけてきました。

 

私はFPの資格者ですから、浪費と投資の区別はついています。

 

学習にお金をかけることは、通常は「投資」と表現します。

 

しかし、私はあるとき気づきました。

 

このような教育への投資も浪費になり得る。

しかもかなり高い確率で浪費になり得る、ということがわかりました。

 

実際に私自身、「あんなにお金をかけたのに、全然効果がないじゃないか。」と憤りを隠せなかったサービスを何度も受けてきました。

これは浪費だったということです。

ただ、ある時、自己啓発費用が投資になるのか浪費になるのかは、自分次第だと気付きました。

 

皆様も1度、自己啓発にかけたお金が、投資なのか浪費なのかを検証してみませんか?

どこが間違っている?教育投資が浪費になる理由

MBA、講座ビジネス、書籍。

このような自己啓発が浪費になる場合とはどういった場合でしょうか。

 

そうです。

 

得た情報やノウハウ、知識を生かせていない状態です。

 

「本を買ったのに読まなかった」というのは、それ以前の問題です。

 

本を読んだのに、全く変化できていない。内容を生かせていない。

このような状態が浪費です。

 

スクールや書籍にかけたお金が浪費になってしまっている状態。

抜け出す方法をお伝えします。

 

自己啓発を浪費にしないために大切なこと

では、自己啓発にかけたお金を無駄にしない。

 

「学んだことを生かす」

 

このためにはどうすれば良いのでしょうか。

 

実は、この答えはシンプルです。

 

それは、「毎日実践する。」ということです。

 

別の言い方をすれば「習慣化する。」ということです。

 

これだけで、自己啓発にかけたお金が浪費から投資に変わります。

 

今からでも遅くありません。

 

過去にかけた自己啓発にかけたお金を、浪費から「教育投資」に変えましょう。

学んだこと実践し、習慣化する方法

「実践し、習慣化することが難しいんじゃないか。」

 

このようなご意見は良く聞きます。

実践・習慣、これらは簡単ではありません。

 

何かのセミナーに参加したら、話を聞いている時はやる気がみなぎったものの、いざ講義が終了すると、どっと疲れが押し寄せて、

 

「今日は寝て明日からにしよう。」

 

という発想になります。

 

翌朝になれば、いろいろと忙しいことが増えてきます。

 

昨日のセミナーで聞いたことは抜けてしまいます。

 

私は過去このような現象が何度も起きました。

 

しかし、ほんの少しの意識の違いで学んだことを実践できるようになりました。

 

ここで誰でもできる実践の簡単なコツをお伝えします。

 

それは、「誰かに宣言する。」ということです。

 

これは、私自身がサラリーマン時代からずっと意識的に行ってきました。

 

例えば、英語教材の学びを生かすために私は「月に1度は会社の朝礼で英語のスピーチをします。」と断言し、本当にそうしてきました。

おかげで、多少の英語のスピーチはできるようになりました。

 

また、MBAの学習で学んだことを会社で生かすために、

私は「会議では必ず発言する」と周りに断言をしていました。

私があまりにも毎回発言や質問をするので、会議では必ず「遠藤さんは言いたいことあるんだよね?」と意見を求められるようになりました。

もちろん、会社の会議は退屈なものもあり、寝ている社員もいましたが、私は

「何か建設的なことを言わなければ」、

と考えながら会議に参加していたので、眠くなることはなく、かなり物事を深く考察する力がつきました。

例えば、業務縮小のようなネガティブ発表の会議の時も、暗い発言をしていては組織にプラスになりませんので、「何かプラス思考で考えられる視点はないものだろうか。」というポジティブシンキングの思考を持つこともできました。

 

そのような行動をとっていると周りから一目置かれる存在になります。

自然と何かの企画の取り仕切り役を任されることが増えてきます。

 

会社内でゴマをするのが嫌な人は、学びを実践する習慣をつけるだけで、道は開けるのではないでしょうか。

家でもできる自己投資

ここまで会社の場面を想像して実践のコツをお話しましたが、家庭でも同じです。

先ほどの英語の例でいえば、「夫婦の会話は英語にしよう。」と実践するだけで、英語の学びが生かせます。

実際に私の妻はこの方法で英語が結構上達してきました。

 

また、マネジメント理論の「アンガーマネジメント」を学んだ際は、私は「家では怒らない。」と宣言しました。

以前は電気の付けっぱなしなどが気になって家族を注意していたことがありますが、今は電気の付けっぱなしを見つけた場合は「自分で消す」を実践し、人に注意をすることはなくなりました。

些細なことではありますが、この程度の実践を行うだけでも「アンガーマネジメント」が私の頭に残り続けます。

「わかったつもり」ばかりで教育浪費を続けていた時と比較すると、自己投資のコツが掴めたと思っています。

 

さあ、浪費を投資に変えてみませんか?

浪費したお金を救う第一歩は、まず本棚に眠っている本を取り出し、再度読んでみて、今度こそ実践してみることです。

あなたの本棚には半端ではない情報とノウハウが詰まっています。

少しのチャレンジが人生を変えます。

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