今回は子供から大人まで楽しみながらできる株式投資の考え方について解説します。
株式投資の初心者の方にお勧めの方法が２つあります。
それは以下の通りです。

1. 身近なモノやサービスを提供している会社を見つけて投資する。
2. 10年後〜20年後の未来の世の中を見据えて投資する。

今回は１.について解説します。

身近なモノやサービスとは？

身近なモノやサービスというのは、例えばスマートフォンとか自分が乗っている車とかそういったものです。
例えばいつもユニクロやg.u.に行くからファーストリテイリングを調べてみよう、といった感じです。

トヨタの車に乗ってる人はトヨタを調べてみたり、バイクに乗っている人は、ホンダやヤマハを調べるといった方法です。

どうやって投資判断するの？

ただ自分がそのモノやサービスを使ってるからといってその会社が伸びるとは限りません。
不人気企業ということもあります。株を買う際にはその会社のモノやサービスがもっと売れていくんだという自信があるかどうかが重要です。

例えばあなたがあるレストランに行った時に、感動的なサービスを受けたとします。
まだそのレストランがあなたの住んでいる地域にしかなければ、そのレストランが全国に広がっていくかもしれません。そうするとそのレストランを運営している会社の売り上げは上がっていくかもしれません。

一方で、既存の店舗が足を引っ張り、案外利益が上がらないということもあります。
会社をよく調べることが重要です。

会社のどこを見ればいいの？

株式投資をする際には、必ず数字を見ることが大切です。
感覚だけで投資をすると失敗する可能性が高くなりますし、
思った通りにならない時に、どうしたら良いかわからなくなります。

抑えるべき数字は以下の通りです。

• 売上高（収益）
• 費用
• 利益

3つの数字の関係は、売上ー費用＝利益、となります。

新しくリリースしたサービスが、とても便利で使いやすくても
売上や利益に結びつかなければその会社の株は上がらないことでしょう。
仮に少し流行で株価が上がっても、売上や利益に繋がらなければ
投資家はがっかりして株を売ってしまうかもしれません。

「期待はずれ」

ということです。
だから、株式投資をする際には、最低限、売上、費用、利益の数字は
いつも気にしておく必要があります。

テスラの例

電気自動車で有名なテスラの株が2020年1月から2021年10月にかけて10倍になったのはご存知でしょうか。
実は私の知っている方でテスラの株を上がる前から持っていた人がいます。

テスラは2019年12月まで赤字企業でした。
電気自動車はまだ普及段階にありますし、研究開発にお金もかかりますから、売上は伸びているものの利益にはなっていませんでした。
ところが、2020年12月についに黒字化しました。

私の知っている方は、アメリカに旅行に行った時に、その会社の電気自動車に試乗してみた時にこう思ったそうです。

「これは売れるぞ」

そこで、当時まだ赤字企業だったテスラの株を証券会社に電話して買ったそうです。
（ネットで買えますけど）
結果は先述した通りです。
その方の利益は10倍どころではありません。

もちろん各自動車会社が電気自動車にシフトしていますので、競合に押されることも考えられますから今後はどうなるかわかりません。私はテスラを推奨しているわけではないことはご承知おきください。私は無責任に銘柄を推奨しません。

投資は生の情報を仕入れましょう

現代はインターネットの普及によって情報はたくさんあります。
しかし、多くの情報はすでに古くなっているものが多いです。

試乗して「これは売れるぞ」と感じる経験はネットには載っていません。
外見だけみれば、先ほど述べたテスラは赤字企業だったわけです。赤字企業には投資したくないという人が多いのも事実です。「これは売れるから、いずれ黒字になるぞ」という先見性はネット情報にはないということです。

さあ、あなたの生の知識を投資に生かしてみませんか。

※投資は自己責任でお願いします。