意外に高額!!小学生の習い事の月謝〜その出費、単なる浪費かも〜

子供の教育には、お金をかけてあげたいものです。

 

教育は投資です。

 

しかしその投資だと思っている習い事、

もしかしたら「無駄遣い」になっているかもしれません。

 

どんな習い事がいいの?

 

小学生の習い事と言ってもたくさんあります。

「子供に何を習わせたらいいのだろう?」

子供が大きくなるにつれ、このような疑問は湧いてくるものです。

公文、英語、プログラミング、スイミング、サッカー、野球、バレエ、ピアノ、バイオリンなどなど、

 

「いろいろやらせてみて、子供の才能を見つけてみたい。」

「自分(親)は、一流になれなかったので、子供には夢を叶えてほしい。」

 

親がこのように思うのは自然です。

また、

「野球やサッカーでチームワークを身につけて欲しい。」
「プログラミングを身につけて、将来イノベーションを起こして欲しい。」

このように考えるのも共感します。

 

しかし、月謝払うの、

大変ですよね。

 

しかも小学生も宿題やら友達との約束やらで案外忙しい。

親としてはとりあえずやらせてみてはいるものの、
子供にとっては苦痛でしかないケースもあり得ます。

例えば、私の銀行時代の同僚は、子供のころ10年間もピアノを習っていたそうです。

しかし、苦痛でしかなかった。

だから今は、「からっきし何も弾けない」とのことです。

そういえば、その同僚から、音楽談義を聞いたことすらありません。

イヤホンの音質すら感じ取れないとか。

嫌なことって、身につかないんですね。

 

 

また、私も小学生の時に3年生〜6年生まで英語の塾に通ってましたが、

当然、外国人とまともに話すことなんてできません。

今でも英語の会議は苦痛でしかありません。
(私は大学は英米文学科卒なのに、、)

何が言いたいかというと、

「子供が意欲をもってやる習い事じゃないと、身につかない。浪費になってしまう。」

ということです。

無駄遣いの金額を計算してみよう

 

私の息子は、幼稚園の時に3年間、サッカー教室に行ってました。

2歳くらいの時はボールを蹴るのが上手かったので、

「もしかしたら天才かも」

と思ってサッカーに通わせていました。

 

これは、完全に浪費でした。

息子は、本当にびっくりするくらい上達しませんでした。

運動会でかけっこをしても、学年でかなり遅い方でした。

普通サッカーをやってる子って、走るの速いですよね。

やる気がなく、あまりにうまくならないし、幼稚園の卒業をきっかけにサッカーは辞めました。
本人は、やる気がなかったので辞めて喜んでいます。

 

このサッカー教室の月謝、月6,600円だったんです。

つまり、1年で79,200円。
3年で237,600円です。

「全然うまくならない。」とわかったいたら、

23万円も払う人、

いないですよね。

むしろ成果がないなら1円すら払いたくないですよね。

もし、小学校6年間も惰性でサッカー教室に行っていたら、
6年間で475,200円
もかかります。

幼稚園〜小学校の「サッカー」だけで、

費用は70万円を超えるわけです。

「他のお金の使い方があったのんじゃないか?」

「同じ金額をプログラミング教室に使った方が有意義だったんじゃないか?」

このような後悔も出てくるかもしれません。

今は、レスリングに行っているのですが、これは楽しいようです。

明らかにサッカーより、頑張ってます。

 

 

大人の習い事も同じです。

スポーツジムの会員になったけど、全然通っていないという経験、
珍しくないです。

「やる気がないならすぐやめる」

これをしないと、習い事はあなたの家計を蝕んでいきます。

 

 

価値がある習い事とは?

 

価値がある習い事とは、子供本人がやる気になっている習い事です。

「やる気があれば自分で考える力がつく」からです。

別の角度でいうと

「チャレンジを繰り返せる習い事」です。

これからの時代は、

「言われたことをしっかりやる。」という能力だけでは価値を生みません。

AIによって、単調な仕事は今よりもっと機械に置き換わります。

私が子供の頃は、電車も高速道路も人が切符を手渡ししていましたが、

今はほぼ自動ですよね。

 

今後は、「自分の力で考えて行動し、チャレンジを続けて価値を生み出す力」が必要です。

野球でも、サッカーでも、ピアノでも、
夢中になれるものであれば、子供はチャレンジを繰り返しどんどん上達していきます。

子供が好きなことに取りくみ、
上達するために、試行錯誤を繰り返し始めたら、
その習い事は価値があるはずです。

子供は大人が想像していた以上の成果を上げるかもしれません。

 

例えば、あなたのお子さんがテレビゲームが好きならば、

大人が作ったプログラムの中で遊ぶだけでなく、

自分でプログラムを作るくらいのチャレンジをさせてあげたいものです。

大人になればなるほど、チャレンジをするリスクが高まります。

子供のうちにたくさんのチャレンジをさせて、失敗から工夫する力を
身につけさせてあげてください。

そのために、夢中になれることを子供と一緒に探しましょう。

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お金の教育塾 FP君
遠藤 功二 Endo Koji
日本FP協会認定 CFP®︎
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
MBA(経営学修士)
Email: koji.endo@fpkun.com
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