子供に簡単に教えられる消費税の計算の方法|百分率不要、電卓不要

小学生になったら自分のお小遣いでお菓子や漫画などを買っている子は少なくありません。
しかし、意外とおろそかにしがちなのが実際にお店でお金を払うという体験です。
つい親が先に買って立替をしてしまうというケースは多いと思います。実際に私がお店のレジを見ても、昔ほど子供がレジに並んでいる姿を見ません。

買い物、すなわちお金を使う体験の目的は、「浪費(無駄遣い)を抑え、必要なもの、有意義なものにお金を使う」感覚を養うことです。将来、子供がしっかり者になって欲しいなら、お店での買い物体験はどんどんさせましょう。

ところが、子供に買い物の仕方を教える時に面倒なのが消費税です。消費税のせいでお金が足りず、嫌な想いをするケースは少なくありません。
10%、8%とかの百分率の計算は小学校5年生で習います。小学校低学年以下の子にとって消費税の概念は簡単ではありません。しかし、百分率を習ってから初めて買い物体験をする、というのでは遅すぎます。

買い物にはいくら持って行ったら良い?

消費税を鑑みた上で買い物にはいったいいくらのお金を持っていけば良いのでしょうか。
消費税のせいでお金が足りず目的のものが買えなかった、ということのないように準備させたいものです。

子供は大人と違い、最低限の金額しか持ち歩きません。100円ショップだから100円だと思っていたのに110円だった、490円だからワンコインで買えると思ったものが539円もした、というのはよくあることです。たくさんお金を持たせると余計なものまで買ってしまいがちですし、お金が足りないと本人もお店の人も困ってしまいます。

そこで重要なのが消費税の計算の仕方です。

消費税の計算の教え方

「100円のものは110円と教えるのは簡単だけど、490円のものが539円という概念を教えるのはどうしたらいいの?」と悩む方は多いと思います。

消費税の計算方法を教えるコツは以下の通りです。

  • 消費税は10%で教える
  • 消費税は一番右の数字を隠すと出てくる
  • 8%のだったらラッキーだと教える
    ※2021年9月時点の税法の場合

消費税10%の教え方

消費税10%の概念を教える際にわざわざ電卓を使う必要はありません。下記のように教えてください。

「消費税は一番右の数字を消すと出てくる」

ここで練習問題をしてみましょう

<次の金額の消費税を求めなさい>

100円
答え:

490円
答え:

499円
答え:

1923円
答え:

答えは次の通りです。

<次の金額の消費税を求めなさい>

100円
答え:10円

490円
答え:49円

499円
答え:49円

1,923円
答え:192円

このように一番右の数字を消せば、消費税は出てきます。490円のものでも、499円のものでも、買い物に行く前に「500円玉1つでは足りなそうだけど、600円持っていけば足りそう」ということは小学2年生以上の子供ならわかるはずです。

1,923円のケースも同じです。
「2,000円では足りないけど、2,200円なら足りそう」というのは、さほど難しい計算ではありません。

「1円未満は繰り上がらないの?」

と疑問に思われる方は多いと思います。
しかし、問題になりません。

実は税込の総額の金額を決める際に1円未満の端数を切り上げるのか、切り捨てるのかはお店の自由です。(財務省 総額表示に関する主な質問より)しかし、実際には切り捨てをしているお店が多いです。

その方が親切ですし、穏便です。
万が一顧客から「おたくのお店1円高くない?」とクレームを受けて消費税の1円未満の切り上げの説明をするとしたら費用対効果が悪すぎます。

1,000回の取引で1,000円得をしても、1回クレームを受けたら明らかに体力と精神力的に大損です。

消費税の計算上生じた1円未満は、切り捨てるのが商売の基本です。

また、もし切り上げ処理をしているお店だとしても、前述の例のように、ざっくり「600円なら足りる」「2,200円なら足りる」というお金の準備をすればよほどのことがない限り、1円に泣くことはないでしょう。

消費税8%の教え方は難しい?

もし買い物のために1円単位できっちりお金を持っていこう、と考えるなら、8%の計算は難しいです。「一番右の数字を消す」法則が使えないからです。

しかし、心配はいりません。もし食品等のように消費税が8%の商品を買う場合は、消費税10%で計算したお金を準備すれば必ず足ります。子供には消費税は8%の商品もあるから、思ったより少なく済むことがあると教えておけば問題ありません。

2個以上の商品を買う場合は1円多くなることも!

百分率をすでに理解していて、8%の概念がわかる子にはむしろ要注意な話があります。消費税8%の商品を2個以上買う場合は、計算の順序を間違えると1円計算がズレる可能性があります。例えば以下の例をみてください。

198円の消費税8%は15.84円です。先ほどの整数未満の端数切り捨てルールを考えれば、15円になるはずです。だから198円の物を2個買うと下記のような計算になると考えることができます。

198円✖️2+15✖️2
=396円+30円
426円

ところがレシートの数字は合計427円になっています。
これは、下記のように計算したからです。

198円✖️2+198円✖️2✖️0.08
=396円+31.36円
=427.36円→整数切り捨てで427円

まず税引価格で合計を出して、
その後しっかり整数未満切り捨て処理をしたということです。

賢い子ほどひっかかってしまう罠ですので、お気をつけください。

このように1円を笑わない計算をしっかり学ぶことで、1円に泣くことがないお金にシビアな思考を身につけていくことができるのではないでしょうか。

「1円を笑う者は1円に泣く」ということわざがありますが、昔の人はさすがですね。(昔は1銭を笑う者は、だったそうです)

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